毎日コミュニケーションズは10月29日(金)、パソコン総合誌「PCfan12月号」を発売する。
第1特集のタイトルは「PCセキュリティ対策 完全ガイド2011」。パソコンを利用する際のリスクは日々世界中で生まれており、セキュリティ対策の重要性も増している。ウイルス、ワーム、スパイウェアといったマルウェアの対策ソフトや、パーソナルファイアウォールを導入し、常に最新の状態にアップデートしておくべきなのは、いまさら繰り返すまでもないだろう。ただし「対策ソフトにすべておまかせ」では安心とはいえない。今一度、どのような危険性があるのか、本特集でしっかり確認してほしい。
「パソコンを利用するうえで、決して忘れてはならないのがセキュリティ対策だ。個人情報の漏えいによる被害はもちろん、ウイルス感染は他人に広めてしまう危険も伴っている。一度セキュリティ対策を施したらあとは何もしない、というのももちろんNG。最新の脅威を常にチェックして、安全な環境を維持するのが重要なのだ。今回はPCに迫る脅威の数々から基本的なセキュリティ対策、最新セキュリティ対策ソフトの詳細までじっくりと解説していこう」(第1特集より)
Twitterなどソーシャルメディアを軸とした新しいタイプの脅威について紹介。大手ニュースサイトなどに掲載されたバナー広告を改ざんし、偽セキュリティソフトをインストールさせるようなケースもある。特集の後半では具体的な対策方法を解説している |
特別付録としてPCfanオリジナルの「USB卓上ライト」が同梱される。深夜の機内で文書を作成するとき、照明を落とした会場でプレゼンを行うときなど、キーボードまわりが暗くて操作がままならない……ということがあるだろう。「USB卓上ライト」はUSBのバスパワーで点灯するLEDライト。約37㎝もの長さがある首の部分は、フレキシブルに曲げられるため、さまざまな角度で周囲を照らすことができる。
パソコンについては数多くの新機種が発表された。2010年PC秋冬モデル特集は、前号に引き続き第2弾となるが、ブランドの再編成、3D立体視の強化、スペックのブラッシュアップなどが行われ、製品としての魅力がさらに増している。素材に竹を使ったノート、スレートPCの投入、他業種とのコラボなど、メーカー独自の工夫も見どころだ。
また、インクジェットプリンタも新製品が登場。8月末から9月末にかけて、キヤノンマーケティングジャパン、エプソン販売、日本ヒューレット・パッカード、ブラザーの4メーカーが2010年秋冬モデルを発表。キーワードは"タッチ操作"と"無線LAN"で、使い勝手に磨きをかけている。
また、年末の恒例行事といえば、年賀状の作成。パソコンや携帯電話の普及により、年始の挨拶をメールで済ませる人も増えてきているが、スッキリとした元旦を迎えるためには、やはり"年賀状"の存在は欠かせない。「年賀状作成ソフト 徹底研究」では、毎年のバージョンアップで機能がますます充実していくハガキ作成ソフトを紹介。イメージ通りのオリジナル年賀状作りにチャレンジしてほしい。
そのほか、「6コア&4GHz時代の『CPUクーラー』選び」特集では、PCパーツの中でも注目されことの少ない「CPUクーラー」にスポットを当てている。CPUが6コア&4GHz時代を目前に控えた現在、CPUクーラーはPCの安定動作を左右する"重要な脇役"といえよう。
さらに、Amazon.comが提供する電子ブック端末「Kindle」についても取り上げている。日本語の表示に対応した第3世代「Kindle」はよりコンパクトになり、文庫本の感覚で読書が楽しめる。