東芝は5日、AVパソコン「dynabook Qosmio」の新製品として、液晶一体型PC「dynabook Qosmio D710」シリーズを発表した。CPUや映像処理エンジンの有無による3モデルが用意されており、それぞれにプレシャスブラックとシャイニーレッドの2色のカラーバリエーションが用意される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万円前後より。発売は10月22日より順次。
シリーズ最上位モデル「Dynabook Qosmio D710/T8A」は、地上デジタルテレビチューナーを2基搭載。2番組の同時録画が可能だ。CELL技術を応用した映像専用エンジン「スパーズエンジン」搭載で、ホームビデオ映像の世界最速ブルーレイダビングが可能。DVDやインターネット上の動画もHD解像度に変換できるなど、高いAV性能を備える。
価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21万円前後。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-460M (2.53GHz)、チップセットがモバイル Intel HM55 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics (CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB (2GB×2、最大8GB)、ストレージが1TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ (DVDスーパーマルチ機能搭載)、ディスプレイが21.5型ワイドTFTカラー Clear SuperView液晶 (1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium (32bit/64bitセレクタブル)。
インタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 2.0×6、HDMI入力、D4入力、約130万画素Webカメラ、地上デジタルテレビチューナー×2など。Microsoft Office Home and Business 2010が付属する。サイズ・重量は、約W531×D190×H405mm、約8.5kg。
「スパーズエンジン」を搭載しない「D710/T6A」が店頭予想価格19万円台半ば。CPUをIntel Pentium P6100 (2GHz)、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更し、地上デジタルテレビチューナーが1基のみとなる「D710/T4A」が店頭予想価格16万円前後となる。
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