米Hewlett-Packard(HP)とPaul McCartney卿のプロダクション、McCartney Productions(MPL) は9月22日(英国時間)、McCartney卿が所有する画像、アートワークなどの芸術作品のデジタル化と配信について提携したことを発表した。HPのプライベートクラウド技術を利用する。

提携の下、著名な英国のバンドThe Beatlesの一員だったPaul McCartney卿が所有する芸術作品をデジタル化する。これには、The Beatles時代からソロ活動に至るまでの音楽、アートワーク、写真、絵画、動画などが含まれ、公開されていないものも多数あるようだ。最新のコンテンツ管理システムを構築し、プライベートクラウド経由で一部公開する。クラウドなどのシステムはHPが構築し、運営はMcCartney卿とMPLが行うという。

McCartney卿は、「創造的なアイディアや人々にリーチする新しい方法に関心を持っている。(HPとの)新しいイニシアティブもエキサイティングなものだ」とコメントしている。