アイシェアは9月7日、20代から40代の男女445名のネットユーザーを対象に実施したSNSのアカウント公表に関する調査結果を発表した。同調査では、SNSで見つかりたくない相手について聞いている。

回答者のうち、mixi・GREE・モバゲータウンなど、SNSのアカウントを所有している人は49.4%(220名)、うち女性は59.3%と6割で、男性(41.8%)を17.5ポイントも上回る。年代別では、40代のい4.5%に対し、30代は47.8%、20代は57.4%と、若い世代のほうがアカウント所有率が高い。

アカウント所有者に対し、SNS上で絶対に自分の存在を最も見つかりたくないと思う相手を聞いたところ、「家族(配偶者を除く)」と「仕事仲間」が共に20.5%と最多だった。以下、「恋人・配偶者(9.1%)」「元恋人(4.5%)」「学生時代の同級生(4.1%)」「兄弟・姉妹(3.2%)」の順で続く。

SNS上で絶対に自分の存在が見つかりたくない相手は? 資料:アイシェア

男女別では、男性が「家族(21.9%)」「仕事仲間(19.0%)」の順であるのに対し、女性は「仕事仲間」(21.7%)「家族(配偶者を除く)」(19.1%)の順と、僅差ながら1位・2位の順位が逆となっている。また、「元恋人」については女性8.7%に対し、男性は0%という結果に。

年代別では、30代は「仕事仲間」が24.6%とトップで10%台である他の年代に比べ高く、また「恋人・配偶者」が12.3%と高い点が目立つ。

「特にいない」とした人は全体の30.9%で、そのうち、男性は36.2%と女性(26.1%)を10.1ポイント上回っており、男性のほうがアカウント公表に対してやや寛容と言える。