クレオは、同社の電子地図ソフト「プロアトラス」シリーズ最新版となる「プロアトラスSV6」4タイトルを9月17日より発売する。ラインナップは、「プロアトラスSV6 全国版 1 年間地図データ更新パック付」(価格15,750円)、「プロアトラスSV6 全国版 アップグレード・乗り換え専用 1年間地図データ更新パック付」(価格10,815円)、「プロアトラスSV6 全国版」(価格9,975円)、「プロアトラスSV6 首都圏・中部・関西版」(価格8,820円)の4製品。法人向けのライセンス販売も行う。対応OSは、Winodws XP / Vista / 7。

「プロアトラスSV6」

製品はPCにインストールして利用するローカル型地図ソフトで、高精細なスーパーベクトル地図での回転、拡大、縮小など、Webでの地図とは異なる柔軟な操作や縮尺切り替えがスムーズに行える13階層の地図データ、主要エリアの高画質な航空写真データ、全国46カ所の「地下街マップ」のほか、オリジナルマップの作成機能、ルート検索、ミニ地図帳の作成や印刷を利用した地図の活用機能なども多数搭載している。GPS受信機との接続により、地図上に現在位置を表示させ、デジカメ写真の撮影日時と経度緯度を算出し地図上に写真を貼り付けていくフォトロケーターなど活用の幅は広い。また、地図データ更新パックを利用することで最新のデータへの更新も可能になる。

新バージョンとなる「プロアトラスSV6」では、縮尺約1/1,500の詳細な「5千市街図」のカバーエリアが3.6倍に拡大しており、信号や一方通行表示、バス停や陸橋、県道番号まで詳細に把握できる。また、球場や競技場などの施設をよりリアルに表現するなど、地図ソフトユーザーが最も重視するという「地図画面の見やすさ」、「地図情報の詳しさ」(同社アンケート結果)に重点が置かれている。

拡大した「5千市街図」

「5千市街図」での表示物の改善