富士通は、シニア/パソコン初心者向けに展開している「FMVらくらくパソコン」シリーズの新モデルとして、NTTドコモの携帯電話「らくらくホン7」との連携を強化した「FMVらくらくパソコン3」2機種を7月29日より発売する。価格はオープンで、同社の直販サイト「富士通WEB MART」での価格は、20型ワイド液晶一体型のデスクトップPC「ESPRIMO FH/R3」が159,800円、15.6型ワイド液晶搭載のノートPC「LIFEBOOK AH/R3」が139,800円。

今回の新製品の最大のポイントは、「らくらくホン7」を「らくらくホン専用スタンド」(「らくらくパソコン3」に同梱)に置くと、それだけで転送ソフトが起動し、「らくらくホン7」で撮影した写真データをかんたんにパソコンに取り込めるという連動機能。このほか、タッチパネルによるわかりやすい操作、シニア・パソコン初心者にもわかりやすいソフト、充実したサポートなどは従来モデル同様だ。

「ESPRIMO FH/R3」

「ESPRIMO FH/R3」

「ESPRIMO FH/R3」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron T3300(2.00GHz)、チップセットがMobile Intel GM45 Express、グラフィックスがMobile Intel GMA 4500MHD(チップセット内蔵)、メモリがPC3-6400 4GB(2GB×2、最大4GB)、ストレージは約500GB SATA HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。ディスプレイは20型ワイドのタッチパネル式スーパーファインVX液晶(1,600×900ドット)。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0×5、PS/2×1、マイク入力/ライン入力端子×1、ヘッドホン出力/ライン出力×1、約130万画素Webカメラ、ダイレクト・メモリースロット。サイズ/重量は、W497×D198×H391mm、約10.9kg。「らくらくホン専用スタンド」、ワンタッチボタン付きキーボード「らくらくキーボード」、光学式USBマウス「はじめてマウス」が添付される。

「LIFEBOOK AH/R3」

「LIFEBOOK AH/R3」

「LIFEBOOK AH/R3」の主な仕様は、CPUがIntel Celeron 900(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel GL40 Express、グラフィックスがMobile Intel GMA 4500M(チップセット内蔵)、メモリがPC3-6400 2GB(2GB×1、最大4GB)、ストレージは約500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。ディスプレイは15.6型ワイドのタッチパネル式LEDバックライト液晶(1,366×768ドット)。OSはWindows 7 Home Premium 32bit版。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0×4、D-Sub×1、HDMI×1、マイク入力/ライン入力端子×1、ヘッドホン出力/ライン出力×1、ExpressCardスロット、ダイレクト・メモリースロット。サイズ/重量は、W372×D262.3×H43.2~47.0mm、約3.2kg。駆動時間は約1.5時間。「らくらくホン専用スタンド」、光学式USBマウス「はじめてマウス」が添付される。