真っさらなPDFにスラスラ自在に書き込める!それが「書けまっせ!!PDF4」

まずは、自動車保管場所証明申請書から記入していこう。PDFファイルを「書けまっせ!!PDF4」で開き、上部メニューにある[テキストボックス]をクリック。そして、十字に変化したカーソルを動かし書き込みたい場所をクリック。たった2クリックだけで、罫線にジャストフィットしたテキストボックスが作成されるという簡単さは「書けまっせ!!PDF4」ならではだ。さあ、必要なテキスト情報を記入していこう。

メニューの[テキストボックス]をまずはクリック

十字になったカーソルを記入したいエリアにもっていきクリック

すると罫線にピッタリのテキストボックスが作成される

そこに必要な情報を書き込もう

書き込んだらフォントサイズの調整を行う。まずは文字を選択して右ペインの[自動フォントサイズ]をチェックしてみよう

すると、自動でテキストボックスと文字の量に応じて自然な大きさのフォントサイズに変更された

「書けまっせ!!PDF4」でのPDF文書編集は、至ってカンタン![テキストボックス]をクリックして書き込みたいエリアに十字カーソルを合わせ、もう一度クリック。後は書き入れたい文字や数字を入力するだけだ。この手軽さに加え、"美しく文書を作成する"ことに力を入れている「書けまっせ!!PDF4」。自動車保管場所証明申請書の右上にある「自動車の大きさ」のように数値を入力する際にも、美しく書き込む工夫がなされている。

ここには3~4桁の数値を入力するのだが、テキストボックスを3桁分の枠に合わせ作成して、右ペイン[配置] にある[桁数]を"3"にする。すると、スペースを入れて調整などせずに枠内にキレイに収まるのだ。

また、自動車保管場所証明申請書の中央にある年月日を記載する箇所は、ひとつのテキストボックスでは書き表しにくい。そこで今回は複数のテキストボックスを用いたのだが、コピー&ペーストで年月日を各々書き入れておき、それらを選択してメニュー[書式]内[整列]を用いる、またはテキストボックスを右クリックして表示されるコンテキストメニューを用いることによってテキストボックスの位置を整えることができるので覚えておこう。

複数桁の数値を入力する場合は、予め数値を入力しておき右ペイン[配置]にある[桁数]を調整しよう。すると、枠内に美しく文字を書き込むことができる

複数のテキストボックスを美しく整列させ文字を書き込むには、メニュー[書式]内[整列]のなかにある項目を適宜使い分ければよい。ここでは、3つのテキストボックスを選択して[上に揃える]を選択

すると、ご覧のようにパパッと整列完了! 同様に[サイズ]ではテキストボックスはもちろん、その他のオブジェクトのサイズを整えることも可能だ

公の申請書や会社間取引の際に取り交わす請求書といった文書には、必ずといっていいほど捺印する必要がある。そんなときに便利なのがメニューにある[印鑑]だ。[印鑑]をクリックすると新たなウィンドウが表示され、タブメニューで[日付印][認印][画像読み込み]のいずれかを選択することができる。ここでは[認印]を選択し、[形状]は初期設定状態、[文字]のみ筆者の名字を入力。こうして「[OK]をクリックすると、設定した印影がPDFファイルにオブジェクトとして配置されるのである。

この方法以外にも、普段自分が使用している印鑑の印影をスキャンしてデータトレーに登録したものを貼り込むと、完成した文書がグッと引き締まること請け合いだ。ここで紹介した"データトレー"とは、「書けまっせ!!PDF4」で作成することができる図形や画像などを登録し、再利用を簡便化することができる機能。右クリックから素早くアクセスすることも可能で使いこなすほど作業効率が向上するので覚えておくといいだろう。

上部メニューにある[印鑑]をクリックすると新たに[印影作成]ウィンドウが表示される。今回は[認印]タブを選び"渡部"と入力

[OK]ボタンをクリックするとPDFファイル上に印鑑のオブジェクトが配置される。サイズや位置を調整して体裁を整えよう

書き込みたい内容が殆どテキストだったこともあり、自動車保管場所証明申請書の完成までに要した時間はおよそ10分程度。何度も繰り返すが

1.テキストボックスをクリック
2.書き込みたい場所をクリック
3.テキスト入力し体裁を整える

という簡単な操作を繰り返すだけで、真っさらな申請書を手早く美しく書き上げることができるのだ。この要領で保管場所標章交付申請書、そして保管場所使用承諾証明書も作業してしまおう。

完成した自動車保管場所証明申請書がこちら。難しい作業は何ら必要とせず、高いクオリティのPDF文書を作成することが可能な「書けまっせ!!PDF4」。手を焼いていたPDFの編集・加工作業がグンとラクになることだろう