Samsungは、CommunicAsia 2010で今年第3四半期に発売されるスマートフォン6機種を発表し、実機の展示を行った。同社の独自OS「Bada」搭載端末、Android端末、Windows Phoneを用意し、一極集中ではなく幅広いプラットフォームを採用したラインナップとなっている。

Samsungは、CommunicAsia 2010で今年第3四半期に発売されるスマートフォン6機種を発表し、実機の展示を行った。同社の独自OS「Bada」搭載端末、Android端末、Windows Phoneを用意し、一極集中ではなく幅広いプラットフォームを採用したラインナップとなっている。また各モデル、ソーシャル系サービス対応のアプリケーションを搭載している点も特徴だ。

Androidスマートフォンの「Galaxy」

Android OS 2.1を採用したスマートフォンは「Galaxy 3」と「Galaxy 5」の2機種が発売される。同社のAndroid端末はいずれもこの「Galaxy」の愛称が冠されている。

Galaxy 3は、3.2インチ240×400ピクセルディスプレイ、3メガピクセルカメラを搭載したモデルで、Wi-Fi、Bluetooth 3.0やHSDPA 3.6Mbps、900/2100MHzに対応する。Galaxy 5は、2.8インチ240×320ピクセルディスプレイ、2メガピクセルカメラを搭載したモデルで、Wi-Fi、Bluetooth 2.1、HSDPA 7.2Mbps、900/2100MHzに対応。

女性にも持ちやすいサイズのGalaxy 3

Samsung独自のアプリケーションメニューを備える

背面はやや上品な感じだ

ホワイトバージョンも展示されていた

小ぶりなGalaxy 5。SNSのタイムラインを表示できる

全体的にカジュアル感がある

縦型QWERTYキーボードの「OMNIA」はWindows Phone

一方、縦型サイズでディスプレイ下にQWERTYキーボードを配した「OMNIA Pro 4」と「OMNIA Pro 5」は、OSにWindows Mobileを搭載したモデルで、前者はタッチパネル対応のProfessional、後者は非タッチのStandardが採用されている。

Omnia Pro 4は2.62インチ320×320ピクセルディスプレイ、3メガピクセルカメラを搭載。Wi-FI、Bluetooth 2.1、HSDPA 7.2Mbps、900/2100MHzなどに対応する。Omnia Pro 5は、2.4インチ320×240ピクセルディスプレイ、2メガピクセルカメラを搭載し、Wi-Fi、Bluetooth 2.1、HSDPA 3.6Mbps、900/1900/2100MHzをサポートする。

フルタッチ対応のOmnia Pro 4

背面は落ち着いた印象

上部に電源ボタンとmicro USB端子

こちらは非タッチのOmnia Pro 5

背面は光沢ある仕上げ

厚みは11.5mmと薄い

フルタッチとキーボード、2つの「Wave」

Samsungが独自開発したOS「Bada」を採用したWaveシリーズにも2機種が加わる。基本スペックは同等で「Wave 2」がシンプルなフルタッチ、「Wave 2 Pro」はスライド式のQERTYキーボードを備えている。通信方式は2Gのみ対応だがその分低価格で提供される予定とのこと。また実機はショーケースの中で展示され動作確認は取れなかった。主なスペックは、3.2インチ240×400ピクセルディスプレイ、3メガピクセルカメラ、Wi-Fi、Bluetooth、GSM/EDGE 4バンドなど。

フルタッチでBada OS搭載のWave 2

スライド式キーボードを備えたWave 2 Pro