会議は、社内やお客様先で行われますが、Microsoft Online Servicesの場合はLive Meetingが利用できるため、遠隔地にいる関係者とWeb上でオンライン会議を実施することも可能です。Live Meeting実施前は、予定表にアクセス先リンクのURLを登録しておくと、参加者は予定表から素早くWeb会議に参加できるようになります。

また、Live Meetingでは、オンラインでの実施中に内容を録画してローカルコンピュータ上で共有することが可能です。保管したファイルは、SharePoint Onlineサイト上のドキュメントライブラリに保存できます。ただし、録画データはサイズが大きくなりがちであるため、運用ルールを決めて利用するのが望ましいでしょう。

SharePoint Onlineでは、一度にアップロードできるファイルサイズの上限が50MBまでであり、またトータルで使用できるサイトコレクションのクォータ設定も影響してくるため、これらを考慮してアップロードするファイルを決定しておきます。

Live Meetingで録画した一連のファイルをフォルダごと会議ワークスペースにアップロード

ReplayMeeting.htmファイルをクリックすると、録画されたLive Meetingの模様が再生される

Live Meetingの画面

なお、SharePoint Online上の予定表の内容は、Outlook 2007に取り込んで個人の予定表として参照できるようにしておくことも可能です。

SharePoint Online上の予定をOutlook 2007へ取り込む。予定表ページの[操作]メニューから[Outlookに接続]をクリックする

Outlookに個人の予定表とSharePoint Online上の予定が表示されるため、必要に応じてSharePoint Online上の予定を個人の予定表にコピーする

ここまでの内容を整理したものが次の図です。

SharePoint Onlineで各種の情報を集約