想定場面(2): インスタントメッセンジャーでのやりとりから
資料を共有する会議に発展した場合

電話よりも手軽で、メールよりも直接的なやりとりができるのがインスタントメッセンジャーだ。しかし、インスタントメッセンジャーでやりとりをしているうちに、「それでは、本格的な打ち合わせをしよう」と資料やお互いの顔を見ながらのWeb会議に移行したくなるケースもある。そんなときこそ、総合力に秀でるMicrosoft Online Servicesが真骨頂を発揮する。

Microsoft Online Services のインスタントメッセンジャーOffice Communicatorでは、Office Live Meetingを使ったWeb会議に移行するのが非常に簡単だ。実際にその手順を見ていこう。

Office Communicatorの会話ウィンドウにおいて、右上のプルダウンメニューから[Live Meetingサービスを利用して今すぐミーティング]を選択しよう(図11)。次に表示されるWebページで[ミーティングへの参加]をクリックすると(図12)、ファイルのダウンロードが行われる。

図11 インスタントメッセンジャーからWeb会議に移行する時は、[Live Meeting サービスを使用して今すぐミーティング]を選択

図12 [ミーティングへの参加]をクリックして、Office Live Meetingのクライアントソフトを立ち上げる

「ミーティングへの参加」をクリックすると、Office Live Meetingのクライアントソフトが立ち上がるので、名前を入力すればそのままWeb会議を始めることができる。Office Communicatorの相手ユーザーには、図13のようなメッセージが自動で送られるので、「承諾」をクリックしてもらう。続いて表示されるWebページで名前を入力し、[ロビーへ入場]をクリックすることとなる(図14)。

図13 Live Meetingに移行すると、相手のOffice Communicatorにこのようなメッセージが自動で送信される

図14 名前を入力してロビーに入場する

招待したユーザーが相手のアクセスを許可すれば(図15)、次に表示されるWebページから会議に参加できる。このような手順で、簡単にインスタントメッセンジャーからWeb会議への移行ができる。

図15 主催者が許可すれば、ロビーに入場したユーザーがWeb会議に参加できる