"ユーザー定着化"を後押しする切り札製品! 「SAP UEM by Knoa」

SAP UEM by Knoaの使用例 1
- ヘルプデスクの効率化

SAP UEM by Knoaの導入により、どのような効果が期待できるでしょうか。その1つは、ヘルプデスクの効率化です。

前述のように、エンドユーザーにとって、システム問題とユーザー個人の問題を切り離してヘルプデスクに報告することは容易ではありません。しかし、ヘルプデスク担当者がSAP UEM by Knoaの提供するエンドユーザーの操作情報や分析情報を見ながら問題解決に当たれば、原因をすばやく特定し、問題解決までの時間を短縮することが可能です。

また、特定の画面で複数ユーザーがエラーを起こしている場合は、その異常値を発見することによって、ユーザーからの問い合わせを待たずともプロアクティブに問題解決を進めることもできます。

このように、SAP UEM by Knoaでの分析情報をヘルプデスクで利用することによって、ヘルプデスクの問い合わせ件数の削減、問い合わせ処理時間の削減が期待できます。ヘルプデスクの生産性が向上することによって、今までヘルプデスクの対応を待たされていたエンドユーザーに、より迅速なサポートが可能となり、効率の更なる向上も見込まれます。

SAP UEM by Knoaの使用例 2
- IT部門の効率化

IT部門でもヘルプデスクと同様に、SAPでの業務に何らかの問題が発生した場合は、まずその原因を突き止めなければなりません。ある調査では、システムのパフォーマンスが悪いと報告された問い合わせのうち25%は、実はシステム問題ではなかった、という調査結果があります。IT部門にとって、その真の問題を突き止めるのに、思わぬ時間を要してしまうことが多いのではないでしょうか。

SAP UEM by Knoaでは、SAPユーザーの操作状況やエラー情報、アクティブタイムとアイドルタイムを分析することができます。ユーザーの視点から、SAPのある機能がどのくらいの頻度で、どの程度の処理時間を要して使われているのかを分析することができます。また、苦労してカスタマイズし導入したSAPのトランザクションが、結局はユーザーに使われていない、ということが起こりがちですが、どの機能がユーザーにとって有益なのか、システム利用度を評価することも可能です。

このように、ある問題をシステムの問題かユーザーの問題かを迅速に判別し、IT部門による効果的な問題解決が可能となります。さらに、業務処理の効率化とシステムパフォーマンス課題の相関関係について分析することにより、今後の追加開発計画の立案を最適化することができます。

SAP UEM by Knoaの使用例 3
- エンドユーザートレーニングの効率化

SAP導入プロジェクトでは、SAP本稼働前にエンドユーザーに対するトレーニングが必須です。また、稼動後も継続してエンドユーザー教育を行い、システム使用の効率性を確保することは、とても重要です。

しかし、エンドユーザートレーニングは、誰に、どの機能を、どの程度の時間をかけて行えばいいのか、適正な判断が難しいのが現状ではないでしょうか。すでにSAPを使える人に対して過剰なトレーニングを提供していたり、よりサポートすべきユーザーに対してのトレーニングが不十分であったりする場合も少なくありません。

SAP UEM by Knoaでは、ユーザー操作情報の分析から、ユーザーがどの程度SAP操作を熟知しているのか分析することができます。たとえば、導入プロジェクトのあるフェーズでSAPをテスト使用した結果を分析し、その結果を基にエンドユーザー教育を計画することで、適正なトレーニング計画の立案が可能となります。さらに、トレーニング後の成果も測定可能です。必要な人に必要なトレーニングを必要な量だけ提供することで、ユーザートレーニング投資の最適化が期待できます。