Linux Foundationは5月27日、約400種類のオープンソースソフトウェア(OSS)の利用事例を網羅するWebサイト「OSS Databese」最新版の公開を開始した。

今回公開されたデータベースは2009年に実施された調査結果が反映されたものとなっており、調査対象となったツールは昨年(256件)比で1.5倍増の398件となっている。

同調査は、SIerなどシステム構築に携わる企業のメンバーで構成された「SI Forum」のメンバー企業各社に対して実施され、アンケート項目は前年度のOSS活用状況に関する「実績あり」「今後使用予定」「調査中」「使用予定なし」といった内容になっている。

なおLinux Foundationは「昨年の利用実績で顕著な成長が見られた」ものとして「OpenPNE」を挙げており、その誕生秘話や利用増加の背景などについて、開発者の手嶋守氏を招いたセミナーを6月17日に開催するという。

「OSS Databese」