日本ビクターは、CDプレーヤーとAM / FMチューナーも搭載したメモリーポータブルシステム「RD-M8」を6月中旬に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は3万5,000円前後。

「RD-M8」。左上から、メタリックグレー / ピンク / シルバー / ホワイト

同製品は、約4,000曲(1曲4分 / 64kbpsで換算)の楽曲データが保存可能な8GBのメモリーを内蔵したメモリーポータブルシステム。本体に装備されたUSBポートにWMA音楽ケータイやデジタルオーディオプレーヤーを接続することで、内蔵メモリーに保存されている楽曲データを転送することも可能。転送速度は最大で50倍速となっている。ただし、音楽ケータイから内蔵メモリへの転送は行えない。

また、MagicSyncに対応しており、同製品のUSBポートに接続した音楽ケータイでMusic IDサーバにアクセスすると楽曲情報が取得できる。

そのほかの機能として、対応するデジタルオーディオプレーヤーとの接続により、ダウンロードした著作権管理機能付きWMA-DRMファイルの再生が可能。聴き流してしまったラジオ放送などのファイルを最大2分前から作成する「スナップショット」機能、聴いている位置に合わせて音像を移動することで、どこに居てもベストポジションで音楽を楽しめる「サウンドシューター」機能などを搭載する。

対応する音楽フォーマットは、録音がMP3 / WMA、再生がMP3 / WMA / WAV(LPCM /ADPCM)。本体サイズは430(W)mm×165(H)mm×250(D)mm、重量は約4.6kg。