日本サムスンは21日、21.5型ワイドから24型ワイドまでのフルHD対応LED液晶ディスプレイ4機種発表した。6月中旬より発売される。価格はいずれもオープンで、店頭予想価格は23型ワイドの「PX2370」が39,800円、21.5型ワイドの「BX2250」が29,800円、23型ワイドの「BX2350」が33,800円、24型ワイドの「BX2450」が36,800円。

「PX2370」

「BX2250」/「BX2350」/「BX2450」(外観はほぼ同一)

LEDを採用するなどして消費電力を低減し、従来製品と比較して約60%の消費電力を削減している。また、ハロゲンフリーや鉛フリーも実現し、環境にやさしい製品となっている。

PX2370は、画面中央部の明るさセンサが周囲の明暗を感知して、ディスプレイ画面の明るさを自動で調整する「MagicLux機能」を搭載するほか、4機種共通機能として、ディスプレイのビューアングルに合わせて、表示画面を最適に表示する「MagicAngle機能」、使用環境に合わせた5つのプリセットモードを選択でき、輝度・コントラスト比・ガンマ値の調整を行う「MagicBright機能」、簡単なボタン操作によりディスプレイの消費電力レベルを自分で設定する「MagicEco機能」などを搭載する。

PX2370は他の3機種と異なり、クリスタルネックスタンドを採用し、ディスプレイが宙に浮いているかのようなデザインとなっているほか、本体の最薄部が16.5mmと、スリムボディを実現している。

いずれも最大解像度は1,920×1,080ドット、コントラスト比は1,000:1(ダイナミックコントラスト比は5,000,000:1)、視野角は水平が170度、垂直が160度、輝度は250cd/平方メートル。各製品のインタフェース、外形寸法、重量は以下の表のとおり。

製品 インタフェース 外形寸法(スタンドあり) 重量(スタンドあり)
PX2370 DVI-I×1、HDMI×1 W557.5×H433.5×D233.0mm 4.1kg
BX2250 D-Sub×1、HDMI×2 W520.7×H404.1×D199.0mm 3.4kg
BX2350 D-Sub×1、HDMI×2 W555.3×H423.5×D208.7mm 3.7kg
BX2450 D-Sub×1、HDMI×2 W577.3×H435.4×D208.7mm 4.0kg