富士フイルムは22日、同社デジタルカメラ「FinePixシリーズ」のHD記録に対応した機種で撮影した静止画や動画をHDテレビで視聴可能にするHDプレーヤー「HDP-L1」を27日に発売すると発表した。価格はオープンで、市場予想価格は4,000円前後。

「HDP-L1」

同製品は、HD記録に対応するFinePixシリーズで撮影したデータが記録されているメモリーカードを差し込むと、市販のHDMIケーブルを使って接続したHDテレビで静止画や動画の再生が行えるコンパクトサイズのプレーヤー。また、USBケーブルを使えばパソコンと接続することもできる。

3D静止画の記録フォーマット「マルチピクチャーフォーマット」と、3D動画記録フォーマット「3D-AVI」に対応し、3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」で撮影した静止画や動画を3Dテレビで視聴することも可能。

また、専用リモコンが付属しており、テレビと離れた場所から画像送りや画像回転、スライドショーなどの操作も行える。本体サイズは、約85(W)mm×55(H)mm×15(D)mmで、メモリーカードを含まない重量は約42g。

「HDP-L1」に対応するFinePixシリーズ FinePix REAL 3D W1 / F80EXR / Z700EXR / Z70 / XP10 / S2500HD / JZ300 / JX200 / JV100 / AX200
※ FinePix HS10の動画再生には対応していない