国産Webブラウザ開発を行うLunascapeは、同社のWebブラウザLunascape最新バージョンとなる「Lunascape6.1β版」を公開した。同社Webサイトからダウンロードできる。

Lunascape6.1β版では、113項目に及ぶ機能改善、不具合修正が施されており、アドレスバーにはワンクリックでレンダリングエンジンを切り替えられる「スマートエンジン選択ボタン」が設置されている。Lunascapeは、Trident、Gecko、Webkitとレンダリングエンジンを切り替えられる世界で唯一のトリプルエンジン搭載ブラウザ。Webサイトごとに適切に表示されるエンジンを切り替えられるほか、IEやFirefxoアドオンを搭載することも可能になる。

今回、「スマートエンジン選択ボタン」がアドレスバーに設置されたことで、ユーザーはより簡単にレンダリングエンジンを切り替えることができるようになる。また、ボタンを長押し/右クリックすることで詳細設定画面を呼び出せる。エンジン毎に相性の良いWebサイトを登録しておけるため、ストレスの無いWebサーフィンも可能だ。

Lunascape 6.1β版起動画面。アドレスバーにワンクリックでエンジンを切り替えられるボタンが搭載