フィッシング対策協議会は15日、フィッシングゲームを通じてフィッシング詐欺に騙されないためのフィッシング対策ゲーム「フィッシング フィル」を公開した。最新のAdobe Flash Playerが必要になる。

フィッシングフィルは、正しいURLとフィッシングの可能性があるURLを瞬時に判断する習慣を啓蒙する。魚になったユーザーはマウスとキーボードの操作で「正しいエサ」(正しいURL)を食べなければならない。偽装URLを食べるとユーザーは釣り上げられてしまう。

ゲームはWombat Security Technologies社が開発し、米国Anti-Phishing Working Group(APWG)のWebページで公開されていた「Anti-Phishing Phil game」をローカライズしたもので、正しいエサに使われているURLは、実際に日本の利用者が多い各種オンラインサービス、偽物サイトURLは実際に消費者から届け出のあったURLが使用されているという。