カテゴリーごとの製品訴求より、写真やビデオを取り巻く環境を統合的に訴求する姿勢が目立ったキヤノンブース。ステージを囲むようにコンパクト機の「IXY(イクシー)」、一眼レフの「EOS(イオス)」、ホームビデオの「iVIS(アイビス)」の体験機が配置され、ステージ上のモデルを自由に撮影することができる。
そのステージを見下ろす壇上には、報道陣よろしく望遠レンズが並ぶ。憧れの白レンズの描写を気軽に体験できるのが嬉しい。
階段を下りると、コンパクトな昇華型フォトプリンター「SELPHY(セルフィー)」とインクジェットプリンター「PIXUS(ピクサス)」がプリントデモをしており、その先にはカメラとプリント機器の活用提案がおこなわれている。これは、映像を取り巻く総合的な環境を提供しているキヤノンならではのアピールだろう。
もちろん、細かな質問や相談ができるスタッフ常駐カウンターも設置。写真を撮ることが好きな人ほど意義深く感じる、そんな展示内容だ。