ソースネクストは、4月中旬よりiPhoneアプリケーションの提供を開始、年内30タイトルの提供を予定していることを発表した。第1弾は、4月中旬に無料配布する「超字幕 どこでも単語」となる。

同社のiPhoneアプリケーション第1弾となる「超字幕 どこでも単語」では、映画で使用頻度の高い厳選表現100個を収録する「映画で学ぶ!ネイティブ厳選表現100」が登録されており、iPhoneを使って外出先でも英語を特訓できる。また、PCソフト版の「超字幕」シリーズと連携では、さらに実践的な利用が可能だ。

「超字幕 どこでも単語」UI

登録した単語が滑らかな単語帳として再現される

ここの単語の意味もごらんの通り

PC版超字幕では、現ユーザー含めた無料のバージョンアップが4月中旬に行われる。これにより、映画で使われている単語の登録や管理が可能になり、映画のセリフから覚えたい単語をピックアップ。登録管理画面で単語にチェックするだけでオリジナルの単語帳が作成できる。[転送]ボタンをクリックするだけで個々のユーザーのiPhoneアプリに、オリジナルの英単語が転送される。iPhone上では、これらをカード型の暗記方法に近い形で持ち出せ、自分が好きな映画で知るフレーズを英単語として外出先で学習できる。

4月中旬からのPC版でのバージョンアップで提供される「超字幕単語帳」

単語登録画面

同社では、CD-ROMを搭載しないネットブックにもインストールしやすいよう、USBメモリにソフトを収録する「Uメモシリーズ」などを手がけるなど市場の変化に迅速に対応してきた。今回のiPhoneアプリケーション提供の背景として、iPhoneやiPod touchの普及率が前年比約350%(2009年12月 米AdMob社調べ)と日本がとりわけ高い伸び率を示していることを挙げている。

また、「超字幕」シリーズのユーザーに行ったアンケートではiPhone所有率は10.5%、移動中に英語学習をしているユーザーの割合が59%と高かったことなども開発の理由になっているという。