米Mozillaは1月10日(現地時間)、WebブラウザFirefoxの次期メジャーリリースとなる「Firefox 3.6」のリリース候補(RC)版を公開した。Pre-Releaseソフトウエアの専用ページからダウンロード入手できるほか、バージョン3.6のベータユーザーは自動アップデート経由で導入可能。

Firefox 3.6は、Gecko 1.9.2プラットフォームをベースとしている。ブラウザの外観をシングルクリックで変更できる「Personas」、ネイティブビデオのフルスクリーン再生、WOFFフォント形式のサポート、HTML5 File APIなどが追加された。またCSS、DOM、HTML5のサポートを拡大。JavaScriptのパフォーマンス、ブラウザ全体の反応や起動時間が改善されたほか、サードパーティのプログラムがより安定して動作するようになった。

Mozillaによると、すでに75%以上のアドオンがFirefox 3.6に対応している。