アイ・オー・データ機器は、「リンクプレーヤー」シリーズのネットワークメディアプレーヤー「AV-LS700」を発表した。発売は12月下旬を予定しており、価格は1万5,700円。

DTCP-IPに対応したネットワークメディアプレーヤー「AV-LS700」

HDMIだけでなくD端子やコンポジット端子も利用可能。ネットワーク端子はハブ機能が内蔵されているため、1つの端子はネットワーク側に、もう1つの端子はテレビなど、ほかにネットワーク接続を必要とする機器に利用することが可能だ

AV-LS700は、DTCP-IPに対応したネットワークメディアプレーヤー。DLNAに対応したレコーダーなどに録画された番組や、DLNAに対応したメディアサーバーに保存されたファイルを、ネットワーク経由で再生することが可能だ。もちろん、動画だけでなく、静止画や音楽ファイルの再生にも対応する。対応するファイルフォーマットは、動画がWMV9(VC-1)/MPEG-1/MPEG-2 (PS/TS)/MPEG-4 ASP/H.264(MPEG-4 AVC)/Xvid、静止画がJPEG/BMP/PNG/GIF/TIFF、音楽がWMA8/WMA9/WMA9 Pro/MP3/MPEG-2/4 AAC/LPCM。

デジタルメディアプレーヤー(DMP)機能だけでなく、デジタルメディアレンダラー(DMR)機能も搭載されている。DMRは、例えば、レコーダーに録画されている番組を、リンクプレーヤーが接続されているテレビで再生する場合に、普通はリンクプレイヤー側で操作を行うのだが、デジタルメディアコントローラー(DMC)と呼ばれるDLNAに対応したコントローラーからも操作を行うことができるというものだ。なお、現時点で使用可能なDMCは、Wondows 7のリモート再生機能のみとなっている。

本体にはUSBポート×2とSDメモリーカードスロット(SDHC対応)も装備。デジタルカメラ/デジタルビデオカメラなどで撮影した動画/静止画をテレビに表示したり、2系統あるUSBポートを使って、HDDなどにコピーすることも可能だ。

テレビとの接続用に用意されている端子は、HDMI(1.3a)×1、D端子×1、コンポジット×1、アナログ音声出力端子×1、光デジタル音声出力端子×1。

ネットワークは有線のみだが、RJ45端子は2系統装備。ハブ機能が内蔵されており、テレビなどに接続することが可能だ。

本体のサイズは、260(W)×43(H)×125(D)mm。質量は約930g。消費電力は約15Wとなっている。