基本操作についても、K-mを受け継いでいる。電源を入れると0.24秒で素早く起動し(K-mは0.25秒)、液晶モニターに各種の撮影情報が表示される。上部のモードダイヤルではオートからマニュアルまでの14モードを選択でき(K-mは13モード)、背面の電子ダイヤルでは絞りやシャッター速度の調整ができる。

大きな進化といえるのは、ライブビューと動画モードの搭載、および連写のスピードアップの3点だ。連写は最高で秒間4.7コマに対応し、JPEGで連続17コマ、RAWで連続5コマまで続けて撮影できる。この価格帯の製品としてはかなり高速だ。

ライブビューは、背面のLVボタンのワンタッチで起動でき、ライブビュー時のAFは「顔検出AF/コントラストAF/位相差AF」の3モードから選べる。グリッド表示やヒストグラム表示、部分拡大表示も可能だ。また、モードダイヤルを「動画」にセットすると、自動的にライブビューが表示され、シャッターボタンで録画のスタート/ストップができる。動画のファイル形式はMotion JPEGのAVIで、最大サイズは1280×720ピクセル/24fpsとなる。

液晶は2.7型約23万ドットのTFTを採用する。ドライブモードとISO感度、ホワイトバランス、ストロボモードの各設定は十字キーで呼び出せる

ライブビューの設定メニュー。じっくりとピント合わせを行う時は「コントラストAF」を、スピード重視の場合は「位相差AF」を選びたい

ファインダーには、視野率96%、倍率0.85倍のペンタミラー式を搭載。エントリー向けの一眼レフ機では平均的な仕様で、見え方も標準レベルだ。

AFは、K-mの5点測距から11点測距へと強化された。背面のOKボタンを押すことで「5点オート/11点オート/セレクト/中央1点」の切り替えができ、「セレクト」選択時は十字キーの操作で11点から好きな測距点を選べる。従来機と同じくファインダー内にAF測距点のスーパーインポーズ表示がないのは残念だ。選んだ測距点の位置は、液晶画面を見て確認する必要がある。また5点オートや11点オート使用時に、どの測距点が選ばれたのかは、実際のピントを見なければ分からない。

動画の設定メニュー。動画撮影中のAF駆動には対応せず、事前にピントを合わせる必要がある。手ブレ補正は動画モードでも利用できる

測距点は11点あり、測距点の切り替えは4方式から選べる。5点オートや11点オートの場合、どの点が選ばれたのか分からないのが不安

AFスピードはまずまず高速といえる。キットに付属する標準ズームなどレンズ内超音波モーター「SDM」に対応していないレンズの場合は、ジジーと鳴るAF駆動音が少々気になるが、一般的なスナップ撮影ならストレスなくピントを合わせられる。…つづきを読む