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適度なストレスは仕事に対する集中力を高め効率をアップすることにもなるが、度を越えると一気に燃え尽き症候群に陥らせてしまう。そのラインを見極めてストレスを調整するのは難しいことだが、日々の仕事をこなしていく上ではぜひともストレスを制御する術を身につけておきたい。

Alyssa Gregory氏がSitePointにおいて4 Steps to Dealing with Everyday Stressのタイトルのもと、日々のストレスをやりこなすための4つの方法を紹介している。多忙な日常で発生するストレスをどのようにかわしていくか、自身の経験を交えながら説明している。

紹介されている4つのステップは次のとおり。

ストレスの引き金を認識する

ストレス対処のほとんどは自分自身を知ることと、自分にとってストレスの発生源になるものを知ることにある。たとえば、Gregory氏の場合、予期しない文句のメールが続いたり、子供が病気にかかったり、技術的に困難なことがあったり、ともかく自分の立てた計画がうまくいかない状況がくるとストレスを感じるという。最近ストレスを感じた状況を思い起こして、ストレスが加速する要因を見つける。

真っ向から向き合う

ストレスを感じたら、即座にストレスを緩和すべき行動を起こす。先ほどの例なら、すぐにメールを読んで返信を出したり、ほかの誰かに仕事を依頼したり、バックアップのPCを使ってみるなど。とにかく早く行動を起こすことが大切。もっと複雑な対処が要求されている場合は、物事に対する態度を柔軟にし、自ら予見される内容に現実的になることで、ストレスを解消するための計画が練りやすくなる。

不安を見分ける

ストレスと不安は違うものだが関連性を持っている。行き過ぎた不安はストレスの増長に作用する。ストレスの原因に注目することで不安を制御する練習をし、客観的に物事をとらえて不安を取り除く行動をとれるようにする。

実行に移す

ストレスの引き金を特定し、原因を見つけ、それに対処する方法を組み立てたら行動を起こす。それ以上状況を悪化させないように新しいサイクルを開始する。また、いつでも選択できる立場にあるということを心に止めておく。物事を正しくとらえることでストレスが溜まる状況をやり過ごすことにつながる。

4 Steps to Dealing with Everyday Stressの記事に寄せられたコメントには、ストレスをやりすごす方法として酒を飲むという内容が多い。ほかにもテレビを見る、ライフスタイルそのものを変える、体を動かす、といったコメントもある。Alyssa Gregory氏は以前、仕事にのめり込みすぎて燃え尽きないようにするための13の方法についてもまとめている。