日本ビクターは23日、新たに開発した「カーボンハウジング」を採用したステレオヘッドホン「HA-S800」を発表。発売は11月上旬を予定している。価格はオープンだが、推定市場価格は8,000円前後。

ステレオヘッドホン「HA-S800」

HA‐S800は、強靭で剛性の高いカーボンファイバーを配合した新開発の「カーボンハウジング」を採用した上位モデルのダイナミック型ステレオヘッドホン。カーボンハウジングにより、歪みをおさえ、クリアな重低音を実現するという。

また、大口径40mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットには、「カーボンコンパウンド振動板」を採用し、音の解像度を高めることで高音質のサウンドを楽しめるとしている。

さらに、耳への圧迫感を軽減する「低反発イヤーパッド」や、片耳モニターが可能な反転ハウジングも採用。本体は折りたたみ式となっており、キャリングポーチが付属する。

出力音圧レベルは115dB/1mW。再生周波数帯域は8Hz~26,000 Hz。インピーダンスは32Ω。最大許容入力は1000mW(IEC)。コードは0.8mだが、0.7mの延長コードも付属。重さは242g(コード含まず)となっている。