パイオニアは、MC機能、DJ機能、PA機能を充実させ、多様なパーティーシーンに対応するマルチ・エンタテインメント・ミキサー「DJM-5000」を発売する。発売日は2009年10月上旬。価格はオープンプライスで市場予想価格は12万8,000円前後。

パイオニアから、同社マルチ・エンタテインメント・プレーヤー「MEP-7000」などとの併用に最適なDJミキサー「DJM-5000」が登場。ミキサーとしての高い基本性能と多彩な拡張機能によりシーンを選ばず活躍が期待できる

同社「DJMシリーズ」の最新モデルであるDJM-5000は、MC機能/DJ機能/PA機能といった3つの基本性能を充実させた、フルデジタル高音質設計のラックマウントタイプ・DJミキサー。クラブDJ向けのみならず、多彩なMCパフォーマンスやPCを使ったDJプレイに対応するほか、PA機材としても様々なシーンへの高い適応性を備える。

本体には、直感的に操作できる、独立2系統マイク専用チャンネルを搭載し、音量と3バンド・イコライザーを別々にコントロール可能。マイク専用の4種類のエフェクト(Reverb/Echo+Verb/Octaver/Pitch)も装備し、多彩なマイク演出を手軽に実現することができる。またマイク入力時に、声の周波数帯域のサウンド音量のみを自動的に下げ、マイク音声を聴き取りやすくする「アドバンスド・トークオーバー」機能(ミュートレベルはパネル上のノブで調整可能)を採用し、フロアの雰囲気を変えることなくMC進行可能となっている。そのほか、PCからダイレクトにオーディオ入力が可能な「USBオーディオインタフェース」(ASIO対応)や、MIDI対応のDJ用ソフトウェアをコントロール可能な「フルアサイナブルUSB MIDI」などを内蔵し、コンピュータを中心としたデジタルDJ環境との高い親和性を確保。様々なシチュエーションの雰囲気に合わせ、最適な楽曲の演出を可能にする同社独自技術「SOUND MAXIMIZER」も備えており、PAシステムとしても大きな威力を発揮する。サイズは482.6(W)mm×225.1(D)mm×107.8(H)mm。