NECは、同社の若手の社会起業家育成プログラム「NEC社会起業塾」のパートナーに今年から横浜市が加わり、若手社会起業家の支援を開始すると発表した。これにより、塾生は、横浜市の経営・創業支援サービスを利用することが可能となる。

NEC社会起業塾は、NPO法人ETIC.とNECが協働で開催し、「食」「農業」「医療」「教育」「国際」等の社会的課題に取り組む若手社会起業家を支援するプログラム。参加メンバーは、約半年間にわたり、NEC他、実績のある企業との協働や、実践経験のあるNECの専門家社員やベンチャー企業経営者にアドバイスを受けながら、社会的価値の追求だけでなく、持続発展可能な事業としての成果を上げていくことを目指す。

今回横浜市がパートナーに加わることで、次のようなサービスが利用可能になる。

・創業・経営支援機関のサービス
・横浜ベンチャーポート(民間が運営する創業・経営支援機関(横浜市委託事業))によるセミナー、専門家相談
・財団法人横浜企業経営支援財団(中小企業の経営支援機関(横浜市の外郭団体:通称IDEC))によるスタッフ相談、専門家相談、融資相談、助成金制度
・横浜市の助成制度(1) 企業誘致・立地の促進 助成金制度
・横浜市の助成制度(2) 空き店舗活用事業 改装費・家賃助成
・横浜市の助成制度(3)  企業による創造活動促進助成事業費助成
・民間インキュベーション・オフィス等