新型iPhoneの「iPhone 3GS」が発売された26日。アップルストア銀座では、発売時刻の午前7時前から購入希望者が列を作っていた。

アップルストア銀座店。発売時刻前から熱心なファンと報道関係者が集まった

発売時刻となる7時前には30人程度まで列が伸び、ショップの扉が開くと同時に店内のスタッフが一斉にカウントダウンを開始した。その後、事前予約を行っていた購入者を店内に誘導し、iPhone 3GSを販売した。

列の先頭に設置されていた案内ボード

店頭出入り口にはiPhone 3GSのボード

店内ではスタッフが拍手で客を迎え入れていた

事前予約した客から順にスタッフの案内で店内に迎えられた。外国人スタッフとハイタッチする場面も

最初に手続きを終え店舗を後にした購入者は、予約開始当日に予約。機種変更での手続きだったそうだ

事前予約は購入時間の予約も可能となっており、さらに飛び入りの購入者も多くはなかったため、混乱を招くほど長蛇の列はできなかった。それでも人気の少ない早朝の銀座では、人目を引いていた。

このほか、報道関係者向けに店舗1階でiPhone 3GSの機能説明やタッチ&トライが行われた。

店舗内でスタッフによるiPhone 3GSの主な特徴が紹介された

モニターに映し出されたiPhone 3GS(左)と従来のiPhone 3G(右)の画面。ブックマークから同時にYahoo! JAPANに接続。iPhone 3G S(左)の方が、ダウンロード速度が速いためページ表示も速い

静止画と動画機能のデモンストレーションも行われた。静止画撮影はタップした位置にフォーカスポイントが移動し、好きな場所にピント合わせができる。動画の編集機能はトリミングも可能

デジタルコンパスは、マップ表示中に左下のコンパスマークをタップすると端末の向きに合わせて地図が動く

新機能として搭載された、カメラ機能やデジタルコンパスの機能のほかに、「アクセシビリティ」のズーム機能などソフト面での機能向上もアピールしていた。iPhone 3GSでは、3本指でディスプレイをダブルクリックすると拡大/縮小の表示がホーム画面を含めた全ての表示画面で可能になっている。

店舗1階に並べられたiPhone 3GS

店内には、数多くのiPhone 3GSが陳列されており、使い勝手を試すことができる

(2106bpm/K-MAX)