GitHub使いのiPhoneユーザは必携かも? 「iOctocat」

開発者向けのiPhoneアプリ「iOctocat」がリリースされた。対応デバイスはiPhoneとiPod touch、動作環境はiPhone OS 2.0以降。App Storeでの価格は230円。

iOctocatは、GitHubクライアントとして動作するiPhoneアプリ。自分 / 他者が管理するプロジェクトのソースコードを閲覧する機能のほか、コミット履歴や変更点の参照、他の参加者によるコメントの閲覧など、GitHubを利用するための基本機能を備えている。編集機能は装備されていないが、検索機能を利用してリポジトリを検索するなど、場所を選ばずに開発プロジェクトをチェックできる。

GitHubは、分散バージョン管理システム「git」のプロジェクトをホスティングするオンラインサービス。Railsにより開発されていることから、特にRubyを中心としたオープンソースソフトウェアの開発に利用されている。100MBのディスクスペースを利用可能なアカウントを無料で作成でき、GitHub上で公開されているプロジェクトを自由にforkして開発することも可能。

iOctocatは、MITライセンス適用のオープンソースソフトウェアであり、開発環境 (iPhone SDK) があれば自力でソースコードからビルド可能。ソースコードはGitHubまたはiOctocatのWebサイトからダウンロードできる。