次にインタフェースを見てみよう。「FMV BIBLO NF/D75」に搭載されている端子類は、ExpressCardスロットにメモリカードスロット(SD/SDHC/メモリスティック対応)、IEEE 1394、HDMI端子、USB 2.0×4、eSATAコネクタ×1など。標準的な価格のモデルながら、HDMI端子とeSATAコネクタを搭載しているのが特徴的だ。なかでもHDMI端子は液晶テレビに接続できるため、Blu-ray Discコンテンツを大画面で楽しむのに有効だ。

本体前面には端子類はなく、液晶開閉用のボタンとマシンの状態を示すLEDランプのみ

本体背面。左から有線LAN端子、HDMI端子、USB 2.0×3、RGB端子、IEEE1394端子と並ぶ

本体右側面にはExpressCardスロットとBlu-ray Discドライブを配置

左側面には左からメモリカードスロット、オーディオ端子類、USB 2.0×1、eSATAコネクタ、ACコネクタと並んでいる

光学ドライブには、Blu-ray Discドライブを採用。Blu-ray Discコンテンツを楽しめるだけでなく、BD-R(書き込み最大速度4倍速)や2層式のBD-R DL、BD-RE(書き込み最大速度2倍速)などにも対応している。もちろん、DVDスーパーマルチドライブとしても利用可能だ。

Blu-ray Discドライブを搭載。BD-RやBD-REなどに対応している

デバイスマネージャでドライブを確認。試用機では「BD-MLT UJ230AS」が搭載されていた

バッテリは14.4V、2000mAhのリチウムイオンバッテリで、カタログスペックでは約2.0時間の連続駆動が可能だ。本体底面にはHDDとメモリの設置スペースがあり、それぞれ2~4個のネジを外すだけで交換が可能である。

本体底面はバッテリの他、メモリやHDD交換用のフタが用意されている

本体付属のバッテリ。バッテリ容量は2000mAhで、約2時間駆動する

HDDはネジを4個外してケースごと取り外し、さらにふたつはずす必要がある

メモリはすでに2基搭載されているので、空きスロットはないが、特に交換や増設の必要はないだろう