ソニーはBDレコーダー「BDZ-A950」「BDZ-A750」を発表した。発売は4月24日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、BDZ-A950が17万円前後、BDZ-A750が14万円前後と予想される。
BDZ-A950は500GB、BDZ-A750は320GBのHDDを内蔵しており、いずれも2基のデジタルチューナーを搭載する。Aシリーズは、録画した番組をPSPやウォークマンにへワンタッチで高速転送する「お出かけ転送」機能を装備するなど、同社のBDレコーダーの中では多機能タイプとして位置づけられている製品で、今回発表された2機種は、昨年4月に発売されたBDZ-A70/90の後継モデル。
昨年9月に発売されたXシリーズ、昨年10月に発売されたT/Lシリーズなどに搭載されていた高画質回路「CREAS」や、4Mbpsでのハイビジョン録画にも対応するMPEG-4 AVCエンコーダーなども搭載している。
また、同社のレコーダーとしては、初めて「アクトビラ ビデオ」に対応。ハイビジョン画質の「アクトビラ ビデオ・フル」や一定期間のみ視聴可能な「アクトビラ ビデオ・ダウンロードレンタル」なども利用できる。なお、レンタルではなく購入したタイトルは、「お出かけ転送」することもできる。アクトビラ、あるいはデジタル放送などの、コピー制御がかけられたタイトルを転送できる機器は、ウォークマンのNW-A820 / NW-SF730F/NW-S730FK / NW-S630F / NW-F630FKシリーズと、PSP-1000(Ver.2.60以降) / 2000 / 3000。
ウォークマン、PSP以外の機器との接続性も高く、2基のUSBポート、i.Linkを装備。ハイビジョンハンディカムで撮影した映像を、そのままのクォリティで取り込むことが可能だ。また、従来モデルでは、BDZ-A90のみが対応していた「ソニールームリンク」は、今回は、A950/750の両方で使用可能となっている。