ラトックシステムは5日、PCI Expressスロット用eSATAインターフェイスボード「REX-PE32S」を発表した。実測で100MB/sを超えるという高速転送が可能で、Windows/Mac OSに両対応する。3月下旬より出荷を開始し、価格は5,300円(税別)。
2ポートのeSATAを増設できる。バスインタフェースはPCI Express x1で、SATAコントローラはSATA II準拠の「SiI3132」。ポートマルチプライヤやNCQ(Native Command Queuing)に対応する。また、Windows OS利用時のみになるが、同製品のeSATAポートに接続したストレージからのOS起動も可能だ。
製品には同社製SATA/eSATAインターフェイス全製品共通で使えるユーティリティソフトウェア「ホットプラグツール」を添付し、パソコンの電源を入れたままデバイスの取り外しや接続ができるホットプラグ対応も実現している。
対応OSはWindows 2000/XP/Vista/Server 2003/Server 2008、Windows 2000を除く64bit版Windows、MacOS X 10.4以降、Linux。サイズは約W64×L90mm(ブラケット部含まず)で、重量は約39g。ほか、環境に配慮したRoHS指令に対応。ロープロファイル対応の交換用ブラケットも同梱している。