九十九電機は、同社のオリジナルPC「eX.computer」の新製品「SenciaSlim(センシアスリム)」を2月13日より九十九各店舗およびネットショップなどで販売開始すると発表した。4つのグレードとOSの有無で計8つのベースモデルが展開され、最小構成となるLS31J-9200CのOS無しモデルの価格は29,800円。

29,800円からのデスクトップ「SenciaSlim」(キーボード、マウス、モニタは別売)

SenciaSlimは、Intel G31 Expressチップセットを搭載したマイクロATXマザーボードにスリムケースを組み合わせた製品。本体サイズはW96×D330×H365mmで、縦置きのほか横置き設置も可能。CPUにはシングルコアのCeleron 430(1.8GHz)、デュアルコアのPentium Dual-Core E5200(2.50GHz)、Core 2 Duo E7400(2.80GHz)、およびクアッドコアのCore 2 Quad Q8300(2.50GHz)を用意している。

メモリはPC2-6400(DDR2-800)メモリで、センチュリーマイクロ製の高品質製品を採用。容量は最廉価のCeleronモデルのみ512MB、その他のモデルでは2GBを搭載する。HDDは160GB~640GB、光学ドライブはCeleronモデルがDVD-ROM、その他はDVDスーパーマルチドライブ。ベースモデルのOSはWindows XP Home Edition SP3。なお、これらの仕様はBTOでも変更可能だ。

拡張スロットは、PCI Express x16スロット1基、PCI Express x1スロット1基、PCIスロット2基が利用できるが、ロープロファイルに限られる。拡張ベイは、5インチ1基(空き0)、3.5インチ1基(空き1)、シャドウベイ2基(空き1)。電源容量は300Wで、80 PLUSに認証の高効率モデルとなっている。なお、SenciaSlimのケースには、CPUクーラーに被せるパーティションプレートも搭載。これは内部エアフローの乱れを防ぎ、冷却効率を高める目的のもの。