導入後の注意点

Windows 7ベータ版では、デバイスドライバとして、Windows Vista用のものが流用できますが、Windows Update経由で導入できるドライバの方が新しいこともありますので、基本はWindows Updateを実行。それでも認識しないデバイスがある場合は、手動で導入した方が確実でしょう。今回試した環境では、多くのデバイスドライバがWindows Update経由で導入できましたが、SoundBlaster Xi-Fiのみ未認識のまま。こちらはWindows Vista用ドライバを導入することで解決しました(図23)。

図23 Windows Updateを行なうことで多くのデバイスドライバが自動的に導入されます

先ほどのスクリーンショットをご覧になって、KB961367という見慣れない更新プログラムが適用されていることに、お気づきになったでしょうか。実はWindows 7ベータ版(ビルド7000)に搭載されているWindows Media Player、もしくはWindows Media CenterのライブラリにMP3ファイルが登録される際、また、ファイルメタデータをエクスプローラから編集した場合、先頭の数秒が削られてしまうが報告されています。

この問題を解決するのが、KB961367。32ビット版64ビット版が用意されていますので、お使いのWindows 7ベータ版にあわせてダウンロードし、適用してください。

阿久津良和(Cactus)