イーフロンティアは1日、楽譜作成ソフト「Finale」シリーズの最新版として、「Finale 2009」を2009年1月23日に発売すると発表した。通常版のほか、解説DVD付きアカデミック版、5ライセンスパック版などを展開する。通常版の価格はオープンで、市場予想価格は6万3,000円前後。 なお、同製品はWindows/Mac両OS対応のハイブリッド版となる。
同ソフトでは、用途やレベルに応じて、マウスクリックや、MIDIキーボードを使った高速ステップ入力、マイク入力などのさまざまな音符入力方法を用意。また、従来品の発想記号(強弱記号、テンポ、リハーサルマークおよびその他の記号)ツールを使った作業を徹底的に見直した結果、無駄のないワークフローを実現。発想記号の選択や入力および配置作業が、より簡単でスピーディになったという。
さらに「Smart Musicソフトウェアシンセサイザー」や、300以上の世界一流クラスのインストルメントを内蔵した「Garritan Instruments for finale」、「Aria Player」を搭載。高品位な楽譜再生が可能となった。このほか、「マルチページエディット機能」や、「Tapspaceマーチングパーカッション」、「SmartScore Light」での3連符認識など、さまざまな新機能を搭載している。動作環境は、Windows Vista 32-bit/XP、およびMac OS X 10.4以降。
価格表
Finale 2009 | オープンプライス(市場予想価格6万3,000円前後) |
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Finale 2009 解説DVD付き | 6万6,150円 |
Finale 2009 アカデミック | 5万400円 |
Finale 2009 アカデミック 解説DVD付き | 5万3,550円 |
Finale 2009 5ライセンスパック | 11万5,500円 |
Finale 2009 マルチライセンス 10-29 | 1万9,950円 |
Finale 2009 マルチライセンス 30+ | 1万7,850円 |