Ruby on Rails

Ruby on Railsの主要開発者であるDavid Heinemeier Hansson氏が18日(米国時間)のブログで、次期メジャーバージョンとなるRails 2.2 (Rails 2.2.1)ではi18nディレクトリがデフォルトで内包されると伝えている。日本の開発者としてはリリース前駆け込みのうれしい変更だ。

Rails 2.2のアプリケーションはデフォルトでconfig/localesディレクトリが含められることになる。config/localesディレクトリは自動的にi18nパスとして扱われるため、その領域に.ymlまたは.rbのロケールファイルを配置しておけば自動的に翻訳データとして活用されるようになる。

.ymlファイルのサンプルがconfig/locales/en.ymlとして用意されているので、これをベースにしてロケールファイルを作成しておけばいい。デフォルトロケールの設定がenvironment.rbに追加されているので、そちらのチェックも実施しておこう。Rails 2.2のリリースは最終段階に入っている。すでに2.3および3.0の作業がはじまっており、2.2のリリースは近いうちに実施されそうだ。