「東京写真月間2009」実行委員会の主催による「『写真の日』記念 写真展」が2009年も実施される。6月1日の「写真の日」に合わせて開催される同展では、写真の楽しさや記録の大切さを広めることを趣旨にプロ・アマを問わず広く出品作品を募集しており、2年以内に撮影した作品なら誰でも出品可能だ。応募は郵送・宅配便の場合、2009年2月2日~3月2日の期間に受け付ける。最高賞には賞金10万円ほかが贈られる。

作品は題材自由の「自由作品」と、動植物や風景など人や人工物の入らない自然をテーマにした「ネイチャーフォト」の2部門で受け付ける。1人何点でも応募でき、両部門への応募も可能。応募資格は特になく、年齢・性別・国籍・アマ・プロを問わず日本在住なら誰でも応募できる。ただし応募者本人が2年以内に撮影した未発表(ウェブサイト上の公表や展覧会への出品も含む)の単写真に限る。サイズは六切(ワイド六切可)、デジタルプリントはA4。応募は郵送・宅配便のほか、持参の場合は2月28日、3月1日の11時~17時に受け付ける。選考は織作峰子、齋藤康一、高砂淳二および日本写真協会が行う。選考料は1作品につき1,500円。著作権は作者に属するが、入賞・入選作品については主催者が3年間使用権を所有する。

なお、両部門から1名が選ばれる最高賞の外務大臣賞(申請中)には賞金10万円と副賞、最優秀賞は各部門から1名ずつ選定され賞金5万円と副賞が贈られる。入賞・入選作品は2009年5月26日~5月31日に東京・新宿パークタワーギャラリー3にて展示され、同30日に同会場で表彰式が行われる。また、入賞・入選作品については日本写真協会が関与する展示会および「東京写真月間」のパンフレットやポスターなどの印刷物、新聞やテレビなどのパブリシティーやその他の媒体で使用される場合があるとのこと。詳しい応募方法は「日本写真協会webサイト」で確認できる。

「『写真の日』記念写真展・2008」外務大臣賞 柳沢保広「ライバル」

「『写真の日』記念写真展・2008」最優秀賞に選ばれた自由部門の中村幸雄「姉妹」(左)とネイチャー部門の川口勉「皆既日食」(右)