米オラクル ロジスティクス製品戦略 バイスプレジデント デレク・ギトーズ氏

日本オラクルは、プレス向けにロジスティクス(物流)ソリューションに関する説明会を開催した。説明を行ったデレク・ギトーズ氏は、米オラクルのロジスティクス製品戦略バイスプレジデントで、米オラクル入社前は、G-Logのバイスプレジデントを務めていた。

G-Logは物流および輸送管理ソフトウェアを提供しており、2005年にオラクルが買収した。それをベースにリリースされたのが「Oracle Transportation Management」である。

ギトーズ氏は、「最近企業の輸送コストが上昇しており、ここ3-5年で3倍になったケースもある。また、環境に対する影響を抑制しようと意識も高まっている。さらに、企業はグローバル化が進み、中国、ロシア、ブラジルなどの新興国市場に多くの製品を展開している。そのため輸送管理ソリューションに対する需要が高まっている」と述べた。

同社がロジスティクスソリューションとして提供しているのが、「Oracle Transportation Managemanet(OTM)」だ。2006年9月より「Oracle Transportation Management 5.5」として提供が開始され、輸送オーダー管理、輸送計画、輸送実行管理、輸送費支払い、請求およびクレーム処理などが提供されている。

今年の3月には、日本語対応やオラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」の業務プロセスとの標準連携、分析機能の追加や標準Webサービスのアーキテクチャで他のビジネスアプリケーションとのデータ連携という、機能強化が行われている。価格は4,594万円(税込み)からだ。

OTMのメリットについてギトーズ氏は、1つのシステムですべての国をカバーできるというグローバルな統制、複数の言語と通貨に対応しており、事業部、地域、モードに合わせて選択できるという点、1カ所ですべてを集中管理できる点を挙げた。

最小コストでの輸送ルートを検索するルート最適化機能

車両に荷物をどのように積めば積載量を最大化できるかを導く積載の最適化

現在の荷物の位置を表示するトラッキング追跡

BI用のレポート

日本市場に対する取り組みとしてギトーズ氏は「新製品を市場で成功させるためには、製品が持つ機能だけでは成功しない。サポートやインプリメントの手伝いというのがカギである。そのために、パートナーへのサポートトレーニングをしていきたい」と述べた。また日本での販売目標については、「特に設定していないが、アメリカやヨーッパのレベルに持っていきたい」と語った。

なお、日本での導入事例としては、トヨタ、富士重工業、パナソニック電工を挙げた。