イージーSidebarをカスタマイズ

分離したサイドバーのカスタマイズを行おう。まずは、分離した状態で、[パネル]メニューから[設定]を選択する。図11のようにサイドバーの状態を選択することができる。

図11 設定メニュー

[Sidebarを自動でたたむ] を選択すると、マウスポインタをサイドバーの上に移動してきたときだけ、サイドバーを自動で展開する。初期状態では、分離したサイドバーは「Firefox 3が起動した状態でサイドバーを閉じる→次回起動時にはサイドバーは開かれない」、「Firefox 3が起動していない状態でサイドバーを閉じる→次回起動時に自動でサイドバーを開く」という動作をする。

[Sidebarをブラウザと同時に閉じる] にチェック入れると、Firefox 3のウィンドウをすべて閉じたときにサイドバーを自動で閉じ、ブラウザ起動時にサイドバーを自動で開くようになる。その他にも、つねに前面表示などの設定をすることができる。これらの設定を適切に行うことで、邪魔にならないサイドバーとして利用できるであろう。 最後に、サイドバーにWebページ、XMLドキュメント、XULクロムをパネルとして追加してみよう。パネルを追加するには、表示したWebページで、右クリックでコンテキストメニューを表示する(図12)。

図12 コンテキストメニューを表示

[このページをSidebarに追加]を選択するだけである。他の方法として、サイドバーのタイトルバーもしくはナビゲーションバーのカスタムボタンにWebページのリンクやブックマークをドロップでも行える。初期設定では、確認ダイアログが表示される(図13)。

図13 パネルの追加