都市育成シミュレーション「シムシティ」シリーズの最新作がWiiで登場。Wiiリモコンでのまちづくりは新たな楽しみ方を生み出しそうだ。また、セガの大作RPG『ワールド・デストラクション』がついにリリースされるほか、『DISASTER DAY OF CRISIS』や『ソウルイーター モノトーン プリンセス』といったアクション要素が魅力のタイトルも目白押し。プレイステーション 3のパワーを活かした海洋アドベンチャー『AQUANAUT'S』、さらには育成シミュレーションの名作「プリンセスメーカー」シリーズの2本、PCからの移植された恋愛アドベンチャー『Sugar+Spice!』なども要チェックだ。
ここで紹介しているゲームタイトルの発売日および仕様は記事編集時のもので、変更される可能性があります。購入前にショップあるいはメーカーウェブサイトで必ずご確認ください。また、ゲーム画像などは開発中のものを含んでいます。
エレクトロニック・アーツ
『シムシティ クリエイター』
都市育成シミュレーションの名作「シムシティ」シリーズの最新作がWii向けに登場する。本作は、プレイヤーが市長となり、発電所を作ったり、道をひいたり、家を建てたり、線路をひいたりしながらまちづくりを行うという、従来の「シムシティ」のまちづくりの要素をしっかり継承しつつも、Wiiならではの要素が追加されているのが特徴。Wiiリモコンを使って曲線的な道をひいたり、自分のまちの上空を飛行機やヘリコプターで飛んで眺めたり、さらにはまちを壊してつくり直したりすることができるようになっている。また、「アメリカン」「ヨーロピアン」「アジアン」「近未来」など、さまざまなまちのスタイルを選ぶことも可能。さらに本作では、『ぼくとシムのまち』のキャラクターたちが、アドバイザーとなって、まちづくりをサポート。さまざまな個性を持つ彼らを雇い、まちの運営を部分的に任せることもできるのだ。さまざまなテーマに沿ってつくったまちのランキングをWi-Fiコネクションで閲覧することも可能だ。
対応機種 | Wii |
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ジャンル | 都市育成シミュレーション |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 6,090円 |
A (全年齢対象) |
セガ
『ワールド・デストラクション ~導かれし意思~』
コミックスやTVアニメなどによるマルチメディア展開が行われている「ワールド・デストラクション」。その本命ともいえるゲーム版がニンテンドーDS向けについに登場。数々のヒット作を手がけた実力派クリエイターたちと豪華キャスト、そして人気アーティストとの楽曲タイアップなど、まさに話題満載の『ワールド・デストラクション ~導かれし意思~』は、セガ発の完全新規のオリジナルRPGタイトルとなる。ゲームの舞台は、一定の周期で破壊と再生を繰り返す、閉じられた世界。この歪んだ世界を撲滅したい"世界撲滅委員会"と今の秩序を守りたい"世界救済委員会"が対立、そして争いがストーリーの軸となる。注目のキャラクターボイスは、宮野真守、坂本真綾、古谷徹、吉野裕行といった人気声優陣に加え、俳優の水嶋ヒロと市川由衣が参加。ニンテンドーDSの性能をフルに活かした美麗なグラフィック表現も魅力となっている。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | RPG |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 5,980円 |
B (12才以上対象) |
(C) SEGA |
ソニー・コンピュータエンタテインメント
『AQUANAUT'S HOLIDAY ~隠された記録~』
南太平洋にある某国ポリネシア領内に存在する大規模な環礁「キシラ環礁」。そこに浮かぶルクノア島に設置された海洋研究所、通称"アクアヘブン"で、独自の研究を進めていた学者・ウィリアム(ビル)・グラバーが謎の失踪を遂げる。プレイヤーは、彼が失踪時に乗っていた潜水艇"Dolphin01号"の兄弟機で、擬似人格インターフェースによって乗務員と会話ができる"Dolphin02号"に乗り込み、広く、深く、広がる海洋世界へと飛び出す。プレイステーション 3にパワーによって描き出される海洋世界は、まさにリアルそのもの。何万匹のサカナや水の中の微妙な光、そして珊瑚礁の情景が、ストーリーにさらなる深みを与える。Dolphin02号は、調査中に出会う生物達の確認や認識機能を搭載しており、各生物のデータを、アクアヘブンと共有されているライブラリへ収録。ただストーリーを追うだけではない楽しさも注目の要素となっている。また、グラバー氏の失踪の真相を追うメインエピソードとは別に、さまざまなサイドエピソードも隠されており、やりこみ要素も満載だ。
対応機種 | プレイステーション 3 |
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ジャンル | 海洋アドベンチャー |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 5,980円 |
A (全年齢対象) |
任天堂
『DISASTER DAY OF CRISIS (ディザスター デイ オブ クライシス)』
さらわれた人質の救出に挑む最中、絶え間なく襲い掛かる自然災害の数々。後の無い極限の場面に追い込まれながら、たった一人で立ち向かうサバイバルアクション、それが『DISASTER DAY OF CRISIS』。プレイヤーは主人公のレイとなり、かつて救えなかった親友の、唯一の家族である妹を武装集団から救うために立ち上がる。ゲーム中、大地震によるビルの倒壊や、街をも飲み込もうとする巨大な津波、さらには火山噴火から車で逃走中に道路を封鎖しようとする溶岩や、灰に覆われた森の中をさまよう最中に襲ってくる野生の熊など、次々と発生する試練に対処。銃をはじめ、バズーカ砲や装甲車、ときにはヘリコプターなどにより、武装集団も執拗に攻撃を加えてくる。主人公は元レスキュー隊員で、未曾有の危機にあっても、負傷して助けを求める人々、そして怪我をした犬でさえも放っておくことはできない。災難に次ぐ災難の連続をしのぎ、人質となっている親友の妹を救い出せ!
対応機種 | Wii |
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ジャンル | サバイバルアクション |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 6,800円 |
C (全年齢対象) |
サイバーフロント
『プリンセスメーカー4 DS スペシャルエディション』
1991年の発売以来、圧倒的な人気を誇る美少女育成シミュレーションゲーム「プリンセスメーカー」シリーズの第4作目にあたる『プリンセスメーカー4』が、豊富な新規要素を盛り込んで、ニンテンドーDS向けとしてリリースされる。本作は、2005年にプレイステーション 2専用ソフトとしてリリースされたタイトルで、キャラクターデザインに天広直人氏を起用したことでも話題となった作品。その後、PC版やプレイステーション・ポータブル版などもリリースされているが、今回ニンテンドーDS版をリリースするにあたり、新規シナリオやCGなどを追加するほか、タッチペンや2画面を利用した要素が盛り込まれている。新規選択肢として追加された「触れる」では、タッチペンを使って、「娘」とスキンシップ。頭をなでたり、ほっぺに触れたり……、触れる場所によって音声反応が変わることもあるのだ。ニンテンドーDSの2画面表示もしっかりと活用しており、イベント、キャラクターグラフィック、メッセージなどを上画面、ステータスや操作画面を下画面にすることで、見やすさや遊びやすさが向上している。
対応機種 | ニンテンドーDS |
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ジャンル | 育成シミュレーション |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 5,040円 |
C (15才以上対象) |
スクウェア・エニックス
『ソウルイーター モノトーン プリンセス』
月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)の人気連載で、TVアニメも好評な『ソウルイーター』が、今度はアクション・アドベンチャーゲームとしてリリースされる。本作では、Wiiリモコンを使った爽快感あふれるアクション・パートと、原作の世界観を存分に味わえるゲームオリジナルのストーリーが展開されるアドベンチャー・パートの2部構成。登場するアニメーションの制作は、TVアニメと同じ"BONES(ボンズ)"制作のクオリティの高いものとなっているほか、ゲーム内のキャラクター同士の会話も、TVアニメと同じ声優陣によるフルボイス仕様となっている点も注目。さらに、コミックスやTVアニメにも登場するシーンが、新たな視点でゲーム中にも登場するなど、原作コミックスやTVアニメとも「共鳴」した内容となっているのもおもしろいところ。原作者である大久保篤氏がゲーム専用に描き下ろしたオリジナルキャラクターも多数登場する。
対応機種 | Wii |
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ジャンル | アクション・アドベンチャー |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 6,090円 |
A (全年齢対象) |
アルケミスト
『Sugar+Spice! ~あのこのステキな何もかも~』
2007年9月に発売されたPC向けの話題作『Sugar+Spice!』が、今度はプレイステーション 2専用ソフト『Sugar+Spice! ~あのこのステキな何もかも~』としてリリースされる。本作は、いつでも女の子に告白できるという斬新なシステムを採用した恋愛アドベンチャーゲームで、ヒロインたちとの日常を描いた前半ルートと特定のヒロインとの関係を描いた後半ルートの2部構成となっている。ストーリーは合計500の短い単位で作られたエピソードに分かれているので、大ボリュームにも関わらず、テンポよく読み進められるのが特徴。各エピソードでは、ヒロインたちとの会話を楽しめるだけでなく、"ヒミツ"を知ることもできる。それらの情報が成分表として記憶され、本作の大きなポイントとなる「オトメカイセキ」システムに反映される。PS2向けに移植されるにあたり、3名の攻略ヒロインや新規シナリオ&CGを追加。さらにOPムービーも新規となっている点に注目したい。
対応機種 | プレイステーション 2 |
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ジャンル | オトメカイセキ恋愛アドベンチャーゲーム |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 10,290円 (限定版) 7,140円 (通常版) |
C (15才以上対象) |
サイバーフロント
『プリンセスメーカー5 ポータブル』
先に紹介した『プリンセスメーカー4』の次作となる『プリンセスメーカー 5』は、プレイステーション・ポータブル向けとして登場。本作は、名作の呼び声も高い『プリンセスメーカー2』の"育成シミュレーション"要素をさらに掘り下げ、シリーズ最大の登場人物とボリュームを誇り、本格シミュレーションとしての「原点回帰」を目指して開発されたタイトルとなっている。キャラクターアニメーションとグラフィックの豊富さは、日本屈指のアニメーション会社であるGAINAXによる制作ならでは。また、最新AIシステムの導入によって、より複雑な「女の子」の成長や心理状態を表現することを実現している。このAIシステムは「MOE(Motion Of Emotion)システム」と名づけられており、「性格パラメータ」や「思春期」といった概念を搭載することによって、おてんばになったり、反抗的になったりと、より「娘」が人間的に表現されているのが特徴となっている。
対応機種 | プレイステーション・ポータブル |
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ジャンル | 育成シミュレーション |
発売予定日 | 9月25日 |
価格 | 5,040円 |
C (15才以上対象) |