SharpMapで読み込めるデータ形式

SharpMapでは、次の形式のベクタデータ(点、線、面の要素から構成されているデータ)を読み込むことができます。

  • -ESRI Shapeファイル
  • -Microsoft SQL Serverデータベース
  • -PostgreSQL(PostGIS)データベース
  • -OLE DBデータベース(点データのみ)

なお、SharpMapの現バージョンではデータの読み取りは可能ですが、更新を行うことはできません。SharpMapが対応しているデータフォーマットの詳細についてはCodePlexのページを参照ください。

地図を描画

最後に地図にレイヤを登録して、フォームに地図を表示しています。

リスト4 Form1.cs抜粋 - レイヤの追加と地図イメージの生成


_Map.Layers.Add(baseLayer);
_Map.ZoomToExtents();
picJapan.Image = _Map.GetMap();

ここでは、LayersプロパティのAddメソッドを使って、Mapクラスに地図データを登録します。ZoomToExtentsメソッドを呼び出すと、地図全体が表示されるようにズーム率が設定されます。 スタイル、レイヤ、ズーム率などの設定が終わったので、GetMapメソッドを呼び出して、作成した地図のイメージデータ(System.Drawing.Imageクラス)を生成することができます。