AIRの機能を使ってみよう~TODOメモの制作

それでは、AIR のローカルファイルへのアクセス機能を使ったアプリケーションを作ってみたいと思います。ここで作るのは、気軽に使える TODOメモです。AIRの持つ不定形ウィンドウの機能を利用して、ウィンドウの形を吹き出し型にしてみました。

ここで作るTODOメモ

プログラムの開発前に用意するもの

このプログラムのメインウィンドウの形を、吹き出し型にするために、吹き出しの形をした素材として用意しました。(このJPGファイルをGIMPなどのソフトで.png形式で保存し、背景を透明に設定して書き出してください。背景を透明にするには、GIMP2の場合[レイヤー]→[透明部分]→[アルファチャンネルを追加]の後、Fuzzy Select Toolで透過にする吹き出し以外の部分を選択して、[編集] → [消去]で吹き出し以外が透過画像になります。)

素材の画像(これを保存して、back.pngに変換してください)

手順(1) Aptana で AIR プロジェクトの作成

Aptana でAIRプロジェクトを作ります。プロジェクトの名前は、「TodoMemo」にしました。

AIRプロジェクトを作り「TodoMemo」プロジェクトに設定します

手順(2) ウィンドウの設定を指定

プロジェクト名を決めて[Next]ボタンをクリックすると、アプリケーションの設定が出ます。これは、そのまま[Next]ボタンをクリックし、次にウィンドウの設定になりますので、ここを次のように指定します。指定したら[Next]ボタンをクリックします。

Window Style Custom Chrome(transparent)
Sizeing options 全てのチェックをはずす
Dimemsion options width を 340に、height を 240 に

ウィンドウの設定を指定します