屋外でも使えるQuad OPAMP構成のポータブルヘッドホンアンプ「imAmp」

WiseTechは30日、韓国AUDIOTRAKのポータブルヘッドホンアンプ「imAmp」を発売する。同社直販サイトでの販売価格は1万9,800円。

同製品はトリプルOPAMP仕様の「DrHEAD HiFi」などの後継機種で、充電地も使え屋外でも使用できるポータブルヘッドホンアンプ。米Texas Instrumentsの高性能OPAMP「OPA2134」でゲインと音色の調整を行い、新日本無線の「NJM4580」を出力増強バッファ用として3基搭載、合計4基のOPAMPで構成されるQuad OPAMPが特徴だ。またOPA2134はソケット式で搭載されており、OPAMPを載せ変えることでユーザがチューニングすることも可能となっている。

そのほかにもオーディオ機器や同社のオーディオインタフェース「PRODIGY HD2 ADVANCE」などで実績のあるOS-CONやWIMA製フィルムコンデンサ、オーディオ専用コンデンサなど、高級パーツを搭載している。

ヘッドホン出力はステレオミニ1系統、標準フォン1系統のデュアルヘッドホン出力仕様で、2人で同時にヘッドホンを使用することも可能。入力端子はRCA1系統とステレオミニ1系統の合計2系統。

サイズは94(W)×90(D)×22(H)mm、重量は約125g(充電池パック含め約200g)。ACアダプタ接続時はAC電源を優先して駆動する。充電池パックは約4時間で満充電となり、約8時間の駆動が可能。充電池駆動時は電池残量によって適切な電源を自動的に供給するAVC(Auto Voltage Control)回路を搭載している。

なお30日の一般発売に先駆け、28日より「フジヤエービックデジタルスタイルショップ」(東京・中野)および「e☆イヤホン」(大阪・日本橋)において先行販売が開始され、両店舗には23日より試聴機を展示予定。