スピードライト430EX II

キヤノンは10日、ガイドナンバー43の外部ストロボ「スピードライト430EX II」を7月より発売する。価格は3万3,000円。

今回発表された「スピードライト430EX II」は、2005年10月に発売された「スピードライト430EX」の後継モデル。同社のストロボラインナップでは中位機の位置づけとなる。充電時間を従来の約3.7秒から約3秒と20%短縮。また2007年4月に発売された上位ストロボ「580EX II」で採用した新充電方式を採用し、充電音の静音化を図っている。

新たな機能として、カメラ本体の背面液晶を使用し、メニュー画面からワイヤレスモード切替など各種設定が可能になった。カスタム機能も番号に対応した内容を確認しながら設定できる。同機能はEOS-1D Mark III以降、新しく発売されたカメラに対応する。

シュー装着部は、回転ネジ式からワンタッチレバー機構に変更。これにより、確実なロックと素早い脱着が可能になった。ストロボの脚部はモールドから金属に変更し強度を向上。さらに「580EX II」と同様のピン形状を採用し、接点の通信信頼性も向上している。

主な仕様は、ガイドナンバー43。バウンス角度は上右方向が90°、左方向180°。TTL自動調光機能を搭載し画面サイズ対応ズームを搭載する。照射角は24mmから105mまで。サイズ72(W)×122(H)×101(D)mm。

スピードライト430EX II 背面

カメラ本体の背面液晶を使用して、ストロボの各種設定が可能になった