PerfectDiskで空き領域を増やす

ハードディスクには、意外と不要なファイルがたまっていくものである。インターネット一時ファイルなどが典型的なものである。不要なファイルを削除すれば、空き領域を増やすことができる。さらに、一時ファイルなどを空き領域近くに移動することで、フラグメンテーションの発生を押さえることにも繋がる。デフラグを実行する前には、やっておきたい前処理ともいえる。

さらには、同じファイルを複数保存していたりと無駄なファイルを削除することも空き容量を確保するには、効果的だ。動画データなどはファイルサイズも大きく、いたずらにハードディスクを消費しかねない。PerfectDiskの[空き領域]タブを選択すると、図25のようになる。

図25 [空き領域]タブ

[リサイクル機能]では、一時ファイルやごみ箱に消されずに残っているファイルを自動的に削除してくれる。さらに[次のファイルタイプの重複をチェックする]では、拡張子で重複ファイルをチェックする。

実行にあたっては[ファイルを削除をする前に確認する(推奨)]にチェックをして、無条件に削除しないことがよいだろう。[スペースエクスプローラ]は、指定したドライブやフォルダの使用状況を視覚的に表示するものだ(図26)。

図26 スペースエクスプローラ

円グラフを用いて、サイズの大きなファイルを見つけ出すことができる。CDやDVDのコピーでイメージファイルがそのまま残っていることなどは少なくない。こういった不要なファイルを探し出すことができる。