コシナは、「ツァイス(Zeiss)」ブランドのレンジファインダー用交換レンズとして、ZMマウント用「C ビオゴン (Biogon) T* 2.8/35 ZM」を5月に発売する。ボディカラーはシルバーとブラックの2色が用意されており、価格は7万8,000円(税別)。

C ビオゴン T* 2.8/35 ZM ※シルバー

C ビオゴン T* 2.8/35 ZM ※ブラック

今回発売される「C ビオゴン T* 2.8/35 ZM」は、レンジファインダーカメラ用標準レンズで、1934年にレンズ設計者ルードヴィッヒ・ベルテレが旧コンタックス用として発明した「ビオゴン2.8/35」の復刻モデル。新設計によりTTL測光にも対応する。マウントは同社のレンジファインダーカメラ「ツァイス イコン」のZMマウントを採用。ライカMマウントにも対応する。レンズ名称に付けられた"C"は、往年のコンタックスレンジファインダーカメラ用にラインナップされていたクラシックレンズを、ZMマウントとして新たに設計したシリーズを意味する。

焦点距離は35mm、絞り値はF2.8~F22、レンズ構成は5群7枚、フィルター径43mm、最短撮影距離0.7m、距離計連動範囲は∞~0.7m。サイズは52×29.8mm、重量は220g。別売りでフード(7,500円)が用意されている。