もうひとつのオススメ機能が、携帯電話のカメラ機能としてはトップクラスの有効515万画素CMOSを持つデジタルカメラ。カシオのデジタルカメラ「EXILIM」の画像処理技術を採用し、ハイレベルな描写力を実現している。機能面も、縦・横・前後ブレにそれぞれ回転ブレを加えた、全6軸方向の手ブレ補正、広く撮影できる広角28mm(35mm換算)、撮影シーンに応じてさまざまなところにフォーカスが合わせられる9ポイントオートフォーカスなどを備える本格派。撮影サイズは240×320から2560×1920ドット。ファイン、ノーマルと画質を変えられる。

携帯電話のデジタルカメラとしては、トップクラスの画像となっている。空の微妙な色の違いが再現できているのだ。撮影日は晴れで、十分な自然光の下で撮影している。解像度は2560×1920ドット、画質はファイン。オリジナル画像はこちら

液晶部を開いた状態で撮影する場合、前述の通りカメラに指がかかりやすいので注意が必要。一番撮影しやすいのは、液晶を反転させて閉じた状態の「ビュースタイル」。これなら一般的なコンパクトデジタルカメラと同じようなスタイルで撮影できる。撮影した画像を見ると高精細そのもの。空に漂っている雲まではっきりと映っている。このような写真だと、空が白一色になりそうだが、微妙な色をキレイに再現している。ゆがみも少なく、デジタルカメラ代わりに十分使える。

このようにハイエンドな機能を満載したW61CA。そのほかオススメなのがメーカーサイト。カシオは、auの携帯電話の中でもメーカーサイトに力を入れているメーカーのひとつだ。プリインストールコンテンツの誤削除に対応するほか、W61CAに関するさまざまなコンテンツを提供している。無料サイトの「CA'zCAFE」は、着Flash(アニメ)、Flashメニューアイコン、待受Flash、着信メロディなどが盛りだくさん。端末をカスタマイズするのにピッタリ。そのほか、有料サイト「@G」も展開し、より高品質なコンテンツを提供している。

カシオ端末専用サイト「CA'zCAFE」。W61CA専用コンテンツはここから入手できる

G-SHOCKをモチーフにした待受Flashなどを提供する「@G」。月額315円で利用できる

寸法 約50×106×18.9mm
質量(電池装着時) 約132g
連続通話/待受時間 約220分/約320時間
メインディスプレイ 約2.7インチ WQVGA (240×400ドット)
サブディスプレイ
カメラ機能 有効画素数515万画素(オートフォーカス・手ブレ補正対応)
外部メモリ microSDカード
クチュールゴールド / モードグリーン / エスプリイエロー / ローブホワイト