ターボリナックスは2月29日、携帯型マルチメディアプレーヤー「wizpy」の全ラインアップについて、3月7日から価格改定を実施すると発表した。新価格は4GBモデル各色とwizpy KNOPPIX Edu6 Editionが9,800円、2GBモデルが7,800円。現時点の同社オンラインショップ価格と比べ、最大24,000円ダウンの大幅値下げとなる。
一方、wizpyのユーザに対し無償で提供されてきたオンラインサービス「wizpy Club」は有償化される。加入料金は月額400円 (税込) 、6月1日より加入者に対する課金がスタートされる。VoIPソフト「Ekiga」やコンテンツダウンローダーなど専用プラグインの提供、ネットストレージなどwizpy Clubのサービスの一部は、今後wizpy Club加入者のみ提供される。
今回の発表から新価格導入の3月6日までに購入したユーザには、JCB商品券のプレゼントという形でキャッシュバックが実施される。プレゼントされる商品券の額は、2GBモデルが1万7,000円、4GBモデル各色が2万円、wizpy KNOPPIX Edu6 Editionが2万4,000円。同社オンラインショップのほか、全国の販売店で購入した場合も対象となる。
wizpyは、有機ELディスプレイを内蔵した携帯型マルチメディアプレイヤー。音楽や動画を再生するだけでなく、PCとUSB経由で接続すればLinuxのブートデバイスとして利用できる。内蔵された2GBまたは4GBのフラッシュメモリのうち、1GB強がTurbolinux FUJIがプリインストールされたOS領域、残る領域が音楽や動画用のフリーエリアとして活用される。wizpy初代モデル発売時には、タレントの小倉優子さんを起用したイベントの開催でも話題を呼んだ。