キヤノンは27日、フォトプリンター「PIXUS iP2600」を発表した。発売は3月6日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、8,000円前後。
「PIXUS iP2600」は、高品質な写真画質を生み出すプリントヘッド技術「FINE」や長期間にわたり写真の美しさを保つ「ChromaLife 100」などを搭載したエントリーモデルのフォトプリンター。最高4,800×1,200dpiの高解像度と最小2plの極小インク滴による高画質な出力を可能としている。ボディには、鏡面ブラックとシルバーを組み合わせたスタイリッシュなデザインを採用し、従来機(iP2500)比で高さを10mm低くさせている。
同製品では、「FINEカートリッジ」を搭載することで、顔料ブラックインクによるシャープなテキスト印刷と染料インクによる滑らかな写真印刷を実現。また、付属される写真印刷ソフト「Easy-PhotoPrint EX」の「自動写真補正」機能で、被写体の顔や撮影シーンに適した補正が自動で行えるという。
さらに、排紙トレイや排紙トレイ開閉センサを搭載し、ユーザビリティを大幅に向上させている。排紙トレイ開閉センサは、トレイを閉じたまま印刷を始めるとエラーメッセージで知らせてくれるというもの。
対応する用紙サイズは、A4~5、L判、2L判、六切、ワイド、KGサイズなどとなっており、印刷速度はL判フチなしプリントで、約46秒。本体サイズは、幅442×高さ142×奥行き253mmで、重さは約3.7kgとなっている。