フロントラインは2月15日、Thursby Software Systems, Inc.が開発した「ADmitMac v4」を3月14日に発売すると発表した。

Mac OS X 10.4.x(Tiger) / 10.5.x(Leopard)搭載機に「ADmitMac v4」を導入すると、Microsoftネットワークに参加でき、Active Directory、NTドメイン、アップルのWorkgroupマネージャディレクトリサービスなどが利用できるようになる。接続するActive Directoryサーバーは、Mac専用の修正をしなくてもそのまま接続可能。また、「HomeMover」アプリケーションにより、ローカルアカウントのファイルをドメインユーザーアカウントで利用できるように変換。コピーか移動を行い、さらに所有権を変更してくれる。

このほか、ドメインユーザ管理にアップルのWorkgroupマネージャMCX設定を利用できるようにする「Workgroup Managerプラグイン」機能、Active Directoryドメインのアカウント管理ツール「AD Commander」、大量導入時のカスタムインストーラ「ADmitMacデプロイメントユーティリティ」をさらに改善している。

最高水準のセキュリティをサポートしているため、Windows Server 2003や2008に対しても、セキュリティの格下げは必要ない。Kerberosを使った安全なディレクトリアクセスを提供し、予期せぬ開示、成り済まし、仲介者攻撃等の危険性を排除する。また、ノートユーザーのために正常にログインした認証情報をキャッシュしてくれる。

価格は、1ライセンスパッケージ版が1万7,640円、5ライセンスパッケージ版で7万3,500円、10ライセンスパッケージ版が13万6,500円。アカデミック版では、1ライセンスが1万3,440円、5ライセンスが5万7,750円、10ライセンスが11万250円。