NECは31日、同社のコラボレーティブウェア「StarOffice Xシリーズ」として内部統制構築支援ソフトウェア「StarOffice X Audit Manager」、およびAuditManager導入ユーザ向けの「運用評価トライアルサービス」の販売を開始した。価格はStarOffice X Audit Managerが350万円(50ID、税別)~、運用評価トライアルサービスが1サブプロセスにつき380万円(税別)~。

StarOffice X Audit Managerの画面イメージ

StarOffice X Audit Managerは、同社が2006年9月に発売した「StarOffice21/AuditManager」のすべての機能を継承している。また、営業年度ごとに複数年かけて調査(テスト)する対象を、統制項目(キーコントロール)ごとに設定できる機能を搭載。これにより、監査人の意向に基づく、毎年のテスト計画立案業務を削減することが可能となる。さらに、高速横断検索機能の標準搭載により、監査人からの指摘事項に基づく該当箇所を効率的に検索可能なほか、作成データを年度ごとで完了、保存することで、過去の年度の改ざんを防止することができる。

運用評価トライアルサービスは、ユーザの特定業務の運用状況をRCM(リスク・コントロール・マトリクス)に従って評価し、運用状況評価の進め方のレクチャーおよびアドバイスを実施するサービス。また、全10回のワークショップを通じて、テスト手順シートの作成から事前監査への立会いや、監査人からの指摘事項へのアドバイスなどが提供される。